「ウソッ!?」 「昨日、眠れなかったの?」 「うん.....。」 雅はあったかい湯でぬらしたタオルを目にあててくれた。 鏡をみたら、クマが消えている。 「すごいねッ! 魔法みたい☆」 「ねぇ、莉園。 百合倉つばめに話すの?」 私は昨日から決心をしていた。 明日、つばめちゃんにホントのコトをきいてみよう、って。 「うん、話すよ」