そこには綺麗な茶髪の好青年がハンドルを握っていた
「あ-っ!この子が海ちゃんの奥さんになる人かぁ!かっわいい~!」
そう言って運転席から身を乗り出して握手を求めてきた
「あ…いや、『偽装』なんですけど…」
そう否定しながら手を差し伸べるも
「ほんと海ちゃんかわいい子見つけてきたねー!どんな手使ったのさ!」
そう言いながらブンブンと繋がれている手を上下に振った
(き、聞いてないし…)
「おい、あゆむ、コイツ困ってる」
そう言って水野さんが握手する手を制した
「あ、あぁゴメンねっ!えっと…あ、俺、七瀬あゆむ。
海ちゃんと潤くんと幼馴染なんだ!ヨロシクね!」
「よ、よろしくお願いします…」
(ずいぶんとフレンドリーで笑顔がキラキラしてる…
本当に少年みたいな人だなぁ…)
