帰ってきた君はまるで別人



「ただいまー…」

「おかえりー!花、お腹空いたー?ご飯できてるわよー」


そう言って玄関まで出迎えてくれたこの人は私のお母さん。家事は何でもこなす立派な主婦。


「わかったー、カバン置いて着替えてから食べるー。」


二階の自室に向かおうと階段を登ろうとすると


「そういえば花、今日テスト返されたんじゃないの?」





…うっ。


忘れてた…。


母はPTAの役員のためそういう情報は早いのだ。



「えっと、えっと…」

「高校生活始まって以来の最初のテストじゃない?気になるわぁ。着替えてテーブル戻ってくるとき、答案も一緒に持ってきてね♡」


うっ…笑顔が眩しいっ