帰って来た龍馬

博士の研究所は、
曲がりくねっていて
決して広い道とは
言えない
山の裾野を海に
落ちる不安と博士が
電話に出ない
不安の交錯の中に
ハンドルに
ブレーキと
忙しく操作する
長岡の不安は募るの
だった…