ノスタルジア~喫茶店を訪ねて~

 君がこの手紙を読むのは、いつになるだろうか。もしかしたら一生読まれずに、捨てられてしまうかもしれない。
 しかし、分かっていることが一つだけある。それは、君が手紙を読む頃には、ぼくは死んでいるということだ。
 覚えているかい?君と過ごしたあの時間。放課後の、部室で君とぼくのふたりきりで、語り合った時間を。
 君はどんな風に感じていただろうか。ぼくは、あの時間がいつも楽しみで仕方がなかった。だって、君と会えるから。