話はこれで終わりだ。
そう言わんばかりに課長は視線を自席のパソコンに移して逸らす。有紗は頭を下げるとすぐにその場から離れた。
そしてこれからやる筈だった図面修正用の束を手に取ると机の上に貼られてあった付箋に気付く。
「図面修正は吉澤さんへ。」
文章をそのまま声に出して読み上げれば、それが誰が書いたものかすぐに察した。この字はチーフのものだ。
有紗がミスに気付いてドタバタしている間に色々と決まったいたらしい。確かにこの件で既に半日ロスしていた。
何をやってるんだ。
自分が情けなくて手元に力が入る。あれだけ確認した筈なのに。
悔しい気持ちを押して有紗はすぐに舞のところへ謝罪にいった。
「舞さん、すみません。この図面修正を宜しくお願いします。」
「はいはーい。」
とてつもない量と差し迫る期限の為、舞は手を動かし画面を見たまま有紗に返事をする。
傍らに置かれた修正図面が山になっていた。
それが余計に辛い。
有紗は唇を噛みしめたまま頭を下げると次に沢渡のところにも頭を下げに向かった。
近くの端末で作業をしていたのだ。
「すみませんでした。」
「いいよ。誰でもミスはある。」
ただそれだけを笑顔で答えると忙しそうに図面を持って沢渡は舞のところへ行ってしまった。
有紗が関わるところかそうで無いかは分からないが、修正が必要になったと追加の願いでらしい会話が聞こえてくる。
そう言わんばかりに課長は視線を自席のパソコンに移して逸らす。有紗は頭を下げるとすぐにその場から離れた。
そしてこれからやる筈だった図面修正用の束を手に取ると机の上に貼られてあった付箋に気付く。
「図面修正は吉澤さんへ。」
文章をそのまま声に出して読み上げれば、それが誰が書いたものかすぐに察した。この字はチーフのものだ。
有紗がミスに気付いてドタバタしている間に色々と決まったいたらしい。確かにこの件で既に半日ロスしていた。
何をやってるんだ。
自分が情けなくて手元に力が入る。あれだけ確認した筈なのに。
悔しい気持ちを押して有紗はすぐに舞のところへ謝罪にいった。
「舞さん、すみません。この図面修正を宜しくお願いします。」
「はいはーい。」
とてつもない量と差し迫る期限の為、舞は手を動かし画面を見たまま有紗に返事をする。
傍らに置かれた修正図面が山になっていた。
それが余計に辛い。
有紗は唇を噛みしめたまま頭を下げると次に沢渡のところにも頭を下げに向かった。
近くの端末で作業をしていたのだ。
「すみませんでした。」
「いいよ。誰でもミスはある。」
ただそれだけを笑顔で答えると忙しそうに図面を持って沢渡は舞のところへ行ってしまった。
有紗が関わるところかそうで無いかは分からないが、修正が必要になったと追加の願いでらしい会話が聞こえてくる。



