それをきっかけに、私たちは付き合うことになった。
そして2人共無事大学を卒業し、海外に留学することに決まった。
2人共プロを目指し、ウィーンに留学した。
常に一清と一緒に行動していた。
2人でいることが当たり前になった。
そして留学を終えて、私たちは晴れてピアニストになった。
そしてピアノ科の講師として私たちの母校である国立音大で働いていた。
そんなとき、一清から婚約指輪を渡された。
「こんな俺だけど...結婚してほしいんだ。頼む....」
「もちろん。私、一清なしだったら生きていけないわ。」
幸せだった。
結婚式の日程を取り決めていた最中、私の身に異変が起こった。


