「じゃ、また明日」


「うん、おやすみ」


TAKAHIRO、バタバタと部屋に戻っていった。


部屋に戻った花奏もドアの前に立ったままの、TAKAHIROの手の感触が残る頬に手を当ててボーッとしていた。


TAKAHIROは、ベットに寝転がり目を閉じると花奏の事ばかりが頭に浮かんでしまう。


(やばい、ダメだ。たった3日で惚れたなんて、軽い男だと思われるな)



花奏のことを思い出して一人で悶々とした夜を過ごすTAKAHIROだった。