響〜HIBIKI〜

「ありがと。いつも聞いてくれてて」


「ううん、私こそ。いつも素敵な歌をありがとう」


二人でお礼の言い合いっこになってしまった。


「あーなんか、この星空見てたら歌いたくなってきたな」


「え、本当に?」


花奏は、目を輝かせた。


二人は、石に腰かける。


「じゃあ、この星空に似合う曲を」