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涼介が来てから5日。
隣の席だというのに全く話さない。
私が避けてるんだけどね。
もう好きじゃない。
黙って消えてしまって
それから私は本当に1人になって
苦しくて
涼介のいない世界で
1人孤独に耐え忍んでた。
そんな人を好きになれるわけない。
…あの頃とは何もかも違うんだと
涼介が来てから何度も何度も感じる。
「…真由美!」
「え、あ、理花?どうしたの?」
「どうしたの、じゃないよ!
涼介くんが転校して来てから上の空!」
ちょ、そんな大きい声!
「理花!」
「ほんとのこと言っただけだよ~だ」
いたずらっ子のように舌を出して私をからかおうとする理花。
…確かに私は上の空。
