「佐々木?」 そのテーブルのすぐ隣に座っていたのは…… 「か、和希くん!!」 「なんでお前がここにいるわけ?」 「そっかーやっぱあのクラリネットは和希くんの音だったんだよね!」 「ちょっと、お前、人の話を聞け」 そんな私たちの様子を見て上原さんが豪快に笑った。 「なんだー陽菜ちゃんって和希くんの彼女だったんだ!」 「そうです!」 「違います!」 彼女は、笑顔の私とそれを睨む和希くんの顔を見比べてまた豪快に笑った。