【完】るーむしぇあ。

ひとこと多いんだよ!!と思いながらも私の心の中は少しすっきりしていた。


あ、そうだ。
すっきりついでに聞いておこう。


「ねえ、この前はなんで病院にいたの?」


「……すぐにわかるわ。それじゃあ、バイト頑張ってね」


私たちはいつの間にか病院の入口まで来ていて、木下美波はそれだけ言い残して建物の中へと消えた。


私は謎の発言に戸惑いつつも、職員さんたちに挨拶をしてから洗濯物の取り入れを開始した。


今日も暑かったおかげで、洗濯物はすっかり乾いている。

シーツやタオルを保管している部屋は、その洗濯物自身の熱で他の場所より少し暑く感じるほどだ。


だけど洗いたての洗濯物の何とも言えない匂いは嫌いじゃない。

その空気を肺いっぱい吸い込んで深呼吸すると、何だかほっとする。