「……大ちゃん、木下さんってかわいいよね」
「へっ?!あ、うん、まあまあじゃない?」
「そうかなーすっごくかわいいでしょ」
「そんなんだよね。めっちゃかわいくてさ……っは!!」
形勢逆転。
おいおい、そういうことなんですか大地くん。
私の視線に耐えかねて彼は「うわー」なんて変な奇声を発して、走り去って行った。
なんだなんだ。
最初からそう言えば良かったのに。
和希くんと私がくっつけば、彼にとっても好都合なわけだ。
しっかし、木下美波のどこがいいんだか。
見た目に騙されてるぞって言ってやろうかな。

