* * * * *
翌朝、後先考えずに夜更かしした私は睡魔と戦っていた。
……。
っは!!いかんいかん。油断したら寝る。
手で顔をパシッと叩いて気合いを入れたところで、和希くんと目が合う。
彼の唇が微かに動いて──
(バーカ)
ば、バカって言われた……。
「ちょっと陽ちゃん」
「ぬあっ、大ちゃん!急に目の前に立たないでよ」
和希くんと私の間に割り込むように、大ちゃんが現れて、私は少なからず驚いた。
「陽ちゃん、作戦どうしたのさ?」
ギクッ
と漫画なら横に書かれてるような私のリアクション。
そして、大ちゃんのため息。

