「誰?」 「あ、私です……」 和希くん、練習の邪魔してすみません。 っていうか、"押して(略)作戦"の実施中だった! やばい。ここにいたいけどいちゃだめだ。 「お、お邪魔しました」 「あ、佐々木」 「は、はい」 和希くん、何故呼び止めるの? 私は今、あなたと仲良くできないよ。 「笹岡と付き合ってんの?」 「へぇえええええ?!」 私の情けない声が静かな森にこだました。