「行きます行きます行きます!!」 「いや、そんな勢いよく言わなくても……」 「行かせて頂きます!!」 「……」 もちろんお化け屋敷は絶対に行きたくないさ。 だけど、和希くんが誘ってくれるなんて……なんて、 「ミラクル!!」 「は?」 「いえ、何でもないデス」 しまった……。 興奮のあまり心の声が漏れていた。 ちょっと不安げな表情の和希くんはDVDのタイトルと私の顔を見比べて、さらに不安な表情をしていた。