「――!!りょっ……ん……」 全身に走る熱。 まさか自分が受けになるとは思ってもいなかった。しかも不意討ち。 絶対陵は悪魔だと確信した。 唇を離した陵は目を細めて俺の頬を撫でる。 「本当に女みたいなやつだな瑞希は」 「……喧嘩売ってんの?俺だって一応健全な男子高校せ――」 ―――コンコンっ。 「陵ー。おやつ持ってきたから入るわよー」 俺の言葉を遮って陵母登場。 陵は跳ねのけた。