「だから彗さんには大学野球やってて欲しかったな」
やっぱりそう思っているのは私だけじゃないのかな??
前に爽や愁都もそんなこと言ってたっけ
「私も……
私も小さい頃は兄貴に憧れて野球やってたんだよね…」
まさか初対面の人にこんなこと言われるなんて(笑)
「まぁこうやっていまでも一緒に野球できるのはほんとに幸せなんだけどね」
兄貴って思ってたのよりもすごかったのかもしれない
試合開始を待つまでの間はあっという間だった
青葉岡の人たちはみんな面白くて優しくて私たちも知らないうちなじんでいた
そしてもうすぐってときに青葉岡の応援席の一番前に兄貴がでた
は!?なにしてんのあいつ!?
まわりのみんなもびっくりしているみたいだったけど……
でも青葉岡の三年生と思われる女子はキャーキャー騒いでいた
ってかみんな兄貴のこと知ってんの??
「彗さん何やってんの??」
私の隣のかっけと爽も兄貴の行動にびっくりしていた
「彗さんってすげーよな
あんなに前にでただけでキャーキャーいわれてるんだもん」
少し恨めしそうに将悟が言っていた
「彗さんモテモテでうちの高校のスターだったから
特に今の3年の女子からしたらほんとにあこがれの存在だったから」
さっきの子が私たちに教えてくれた
確かに二つも学年が違うとスターだからね(笑)
でも愁都は全くだったけど(笑)

