結局あやふやなまま三者面談を迎えた
補習と課外と補習が終わってから昇降口にお母さんを迎えに行って三者面談が行われる教室に向かった
早速始まった三者面談
「早速ですが将来はどんな方向に……??」
いきなり来た質問
「………わかんないです」
ほんとにわかんないんだもん
「ちょっと!!凜!!」
隣でお母さんがすごい目で睨んできた
だってわかんないし……
「………でも分野とかはそろそろ決めないとやばいぞ」
わかってるよそんなの!!
「………じゃあさ、先生だったらどう思う??
もしだよ??もし……
私がピアノの先生とかやってたらどう思う??」
この質問にびっくりの先生
「…………ピアノの先生になるのか??」
そうゆうわけじゃないけど……
「……違うけど」
「でも良いと思うぞ(笑)
だって野球部をまとめて来たんだから子供だろうと指導できるだろ??
ってか、おまえ弾けるのか??」
そりゃ弾けるよ!!
「お母さんに習わされてたから(笑)」
またお母さんに睨まれたよ
「あ、あまりに男の子っぽいのでちょっと……」
全くなんて親だよ(笑)
「なるほど(笑)」
「だからもしほんとにピアノ講師になるなら今からはちょっとブランクあると思うのでまた習わせたいなと…(笑)
それからいきなりはちょっとあれなんで大学に行って欲しいなって」
私の代わりに答えるお母さん
ピアノの先生が前提で話し進んでるけど大丈夫??
「大学……ですか??」
だから私の学力じゃ無理なんだって!!
「音楽の先生の資格はとっておいた方がいいと思って
まぁこの子ができるかが問題なんですけど」
それはそうなんだけど…
やっぱり無理だと思う
「音楽の先生なら音大か教育学部ですね…」
「でも音大はちょっと経済的に……」
「じゃあ教育学部の音楽科ですね
ただ、音楽の先生でもピアノだけじゃないと思いますよ
たぶん声楽も…」
え、歌!?
苦手じゃないけど得意でもない…
「水本はこれでいいのか??」
まだわかんない
でも、私にこれから考える余裕なんてもうない
それになるようにしかならない
もう開き直るしかない

