代打、俺!!




外に出たらもう真っ暗だった


そしてケータイを見て気づいた

…………9時15分


確か部活が終わったのが6時半で……


いつもより早く終わったからまだまだ時間的に余裕だと思ってたのに


「………お母さんに殺される…」

不在着信12件

メール6通


全部お母さんだ

「あ、俺のもだ(笑)」


爽も苦笑いでケータイを見ていた


「やばくない??」

「余裕でしょ(笑)

練習してたって言っとけばなんとかなるって(笑)」


私はなんとかならないかも…


だってうちのお母さん鬼だもん


私はびくびくしながら家に向かって歩いた


爽はなに考えてるのかわからないけどいつも通りだった


いざとなったら爽にどうにかしてもらおう


とりあえず家に入ったら謝ろう


「じゃーな」


「ま、まってよ!!

爽も一緒に来てよ!!

私一人じゃ勝てない」

爽も一緒に連れ込もうとしたけど拒否られた


「俺だって同じ状況だよ

まぁおたがいがんばろーぜ(笑)


じゃーな」

爽は普通に家に入っていった


私はしばらく玄関の前で立っていた