なんでだかわからないけどこの日はなかなかみんな帰ろうとしなかった
だから自然と私が帰るのもいつもよりも遅くなった
早く帰ろうと思ったけど爽が待ってろって言うから……
だから帰りに聞いてみた
「賢斗にかっこいいこと言ったんだって??」
そう聞くと爽の背中が少しビクッと動いたような気がいた
「な、なんのことだよ」
わかってるくせに(笑)
「甲子園つれてってやるって言ったんでしょ??
爽ってそんなこと言うようなやつだっけ??」
私の前をチャリで走る爽の顔は見えないけどきっと照れてるはず
「……しょがねーからおまえも連れてってやっても良いけど??」
は??そんなこと言われなくても勝手についてくし
ってゆうかマネージャーだし!!
「爽がそれ言うわけ??
て言うか私がここまで野球部に尽くしてるから連れてってくれないと困るんですけどー」
これくらい思ってもいいよね??
「適当マネージャーが言うなよ(笑)
まあ連れてってやるよ(笑)」
そう言っ爽の背中が少し頼もしかった

