代打、俺!!




「過保護なお父さんみたいだよね

爽って独占欲ヤバそう」

美波はなんかにやにやしていた


また爽の話??


お父さん??


「普通に一人で帰りたいんだけど(笑)」


「まぁいいじゃん

どうせ家隣なんだから」


まぁ隣なんだけどさ


なんで高校生になってまで爽と一緒に帰らなきゃなんないのさ??



グラウンドでソフトを練習しているのは、女子と男子の決勝に残ったクラス


あとは野球部が練習していた


私ってソフトやってていいのかな??



「りーん!!ノックやるよ!!」


ノック??美波のほうをみるとノックバットを片手に楽しそうに笑っていた


それになんだかみんな笑ってたし


「ほらー!!早く定位置に付け!!」


今日はソフト部は部活ないらしいからソフトのグラウンドを借りてノックを始めた


私はピッチャーの守備位置でノックを受けた


「りーん!!今のは凜のボールでしょ??

なんでとんないの??」


だって今のどう考えてもセカンドでしょう??


跳んだとしてもとれないよ!!


「ってか、ピッチャーって跳ぶっけ??」


ピッチャーが跳んで守備なんて聞いたことないし!!


「だってあんたショートでしょ??」


そうだけどさ、そうゆう問題じゃないでしょ??


「ほらー!!行くよ!!」


え、とべってこと??


「こーいっ!!」


とりあえず構えておいた


さすが美波

ほんとにまたどう考えても私じゃないボールを打ってきた