それからしばらくがんばったけどもう限界
「………そう……まじ無理…」
もう睡魔に負ける
それに外を見たら若干明るくなってきた
もうここが爽の部屋だろうがもう関係ない
勝手に爽のベッドに横になった
「ちょっ……おまえそこで寝んのかよ
俺のベッド」
そんなの知らないよ
私だって眠い
だんだん瞼が重くなってきた
いつもなら爽に勉強を教えてもらうときは余裕でオールできるのに今日はだめだ
だっていつもは諸活動停止で部活休みだけど今日はさっきまで部活してたんだもん
「俺が寝るとこねーじゃん…」
だって私だって眠いんだもん

