次の日部活に行くのは少し気が重かった
「りんりん!!あんま昨日のこと気にしない方がいいよ
俺らはみんなりんりんのこと悪いだなんて思ってないから」
部活に行く前にもっちが声をかけてくれた
あんな野球バカ集団なのになんでみんなこんなに優しいんだろう(笑)
「ありがとう」
「それに爽だって
りんりんを翔が追いかけてるの見て爽の顔どんどん青ざめてったんだよ??
だから爽もりんりんに言い過ぎたって思ってるはずだよ」
それはどうかな??
もっちとか同じクラスの野球部と一緒に部室に行ったけどまだ爽の姿はなかった
でも爽がいても気まずい……
準備をしてグラウンドに出て行くとグラウンドにもまだ爽はいなかった
ほんとに辞めちゃったらどうしよう……
「水本そんな顔すんなよ
今日は爽は病院だって
それに終わったらくるっていってたし
だいたいこんなとこで辞めるようなやつじゃねーよ
だって大怪我しても辞めなかっただろ??」
私の顔を見てわかったのかな??
かっけが声をかけてくれた
もうみんな優しすぎるよ
なんか泣きそう
だから泣かないようになく暇がないように一生懸命働いた

