それから気づいたこと。 わたしと瑞希はなんと同じ高校だった。 わたしが1年で瑞希が2年。 瑞希が学校帰りにわたしを見かけて、とっさに助けたって。 とっさで人を助けれるなんて、すごい勇気だなあと思った。 彼は本当に優しい。 夜、わたしが寝れないときは1日中話につきあってくれる。 彼はアクビをして、すごく眠たそうなのに「眠くねーよ」と言う。 そして、そのうち2人していつのまにか寝てるんだ。 そんな日が続いた。