僕色、君色。




はるかの後に続き、わたしは教室に入った。

みんなわたしを見るなり、目を見開いて叫んだ。



「きゃー!!!!!和泉かえってきたよみんなあー!!!」


なぜだかそこで拍手が起こる。



「みんなね、和泉のこと待ってたんだよ。退院おめでとう!!」


そういって渡されたのは、バラの花束。



わたしの目から涙がこぼれる。
本当にいいクラスすぎるよ…


「みんなだいずぎぃー」



わたしの鼻声にみんながどっと笑う。

生きててよかった。
瑞希に会いたい。会ってもう一度お礼を言わなきゃ、そう思った。