「応援するからよ…!」


「おう…!」



中西の言葉が胸に響き、


それと同時に俺は完全に
冷夏への気持ちを再確認していた



暑い日に行った海でこんがり焼けた俺の肌のように



俺の心も熱をもっていた




この暑い夏の始まりと共に



俺は冷夏に恋をした。