また、あの笑顔が見れるかもしれない……


そんな期待を胸に、冷夏のうしろ姿を眺める……。






見えなくなるまでずっと。


冷夏が後少しで見えなくなる手前で、俺は静かに目を閉じた……



その暗闇の中で確かに、冷夏は照れ臭そうに笑って手を振っていた。




「俺も、ずっと、好きでいるよ」





“ずっと……”




それは、永遠に。






「はじめまして冷夏です」



また、あの時のように冷夏ともう一度出逢うまで




永遠にーーーー。






゚.:。+ウシロスガタ+゚.:。


〜11月29日*完結〜