冷夏?


あの時、
冷夏がしてくれたように



俺の部屋の時計


10時半で止めてしまったよ。



止めた瞬間……



あの時の冷夏のように、
俺の顔は幸せに満ち溢れていただろう。



俺はこのまま
時間を止めてしまうんだ。



冷夏と離れてしまっても




俺の中に
ずっといてくれるように




このまま、



二度と動かすことはないよ……。