ーーバタン!!!--
家に帰るなり、部屋のドアをおもいっきり閉めベッドの中に潜り込んだ。
最近は、この部屋の電気も使わなくなった。
冷夏とメールのやり取りを朝までしていた時は、眠気に襲われないよう電気をこうこうとつけていたりもしたのだけれど……
そんな電気の役目も最近は、終わっていた。
「くっそ!!どーしたらいいんだよ」
色々な気持ちが葛藤している。
「おいっ!!てめ~は、うるっせ~んだよ!!!」
遠くの方で兄貴の怒鳴り声が響いていた。
「うるせ~のは、お前だろ」
真っ暗な部屋の中で、おもいっきり窓を全開にし、またベッドの上に倒れ込みポケットから携帯を出し開き、画面の明かりが眩しくて、目を細めた。
鳴らないメール音……
俺は冷夏と同じ指定着信音にしていた曲を流し、胸の上に置いた。
なぜだか、凄く懐かしい……
今までは、この曲を1日何回聞いたことだろう。
少しだけ“ちょっと飽きたな”だなんて思ったこともあるが、今となっちゃこの曲がとても懐かしく安心させてくれる。
「冷夏っ……」
俺は、同じ曲を携帯とCD両方から長し、その日はそのまま眠りにおちていた……
家に帰るなり、部屋のドアをおもいっきり閉めベッドの中に潜り込んだ。
最近は、この部屋の電気も使わなくなった。
冷夏とメールのやり取りを朝までしていた時は、眠気に襲われないよう電気をこうこうとつけていたりもしたのだけれど……
そんな電気の役目も最近は、終わっていた。
「くっそ!!どーしたらいいんだよ」
色々な気持ちが葛藤している。
「おいっ!!てめ~は、うるっせ~んだよ!!!」
遠くの方で兄貴の怒鳴り声が響いていた。
「うるせ~のは、お前だろ」
真っ暗な部屋の中で、おもいっきり窓を全開にし、またベッドの上に倒れ込みポケットから携帯を出し開き、画面の明かりが眩しくて、目を細めた。
鳴らないメール音……
俺は冷夏と同じ指定着信音にしていた曲を流し、胸の上に置いた。
なぜだか、凄く懐かしい……
今までは、この曲を1日何回聞いたことだろう。
少しだけ“ちょっと飽きたな”だなんて思ったこともあるが、今となっちゃこの曲がとても懐かしく安心させてくれる。
「冷夏っ……」
俺は、同じ曲を携帯とCD両方から長し、その日はそのまま眠りにおちていた……



