「でもよ……」


「なに?」



「ブッチャケ俺の愛って重くねぇ?」


「ウプツ!!そんな事ないよぉ!」


「なんだそれ!今笑ったろ?マヂで重い?」



「だから、そんな事ないってばぁ〜!」



俺たちはベッドの上で子供のようにじゃれ合っていた。



「どうせ重いって思ってんだろ?口うるさいし、嫉妬魔の束縛男の心配性だって」


「う〜ん、よく自分の事分かってるね!」



「は?やっぱりウザイんだろ?そーゆーのって」



「翔クンなら大丈夫♪他の男ならとっくに冷めてるけどね!」



「ばーか!!」



「心配性の翔クン!」



そう言うと冷夏は舌を出し俺をからかった。



「この野郎〜!!」




信じられないよ


本当に夢の世界に入ってしまったかのようだよ……



冷夏と俺しかいない部屋。



冷夏と一緒にいたら、こんなにも俺は悩まず笑っていられるんだろう……



冷夏の笑顔を見て、俺も久しぶりに沢山はしゃぎ笑っていた。