ーーピッ♪♪ーー
「おい!今なに押したの?」
俺の運転している横で、冷夏は退屈なのか、それとも緊張してるのか落ち着きがなく、いたずらばかりしていた。
「曲変えたの♪冷夏の好きな曲!!」
そう言うと俺と同じにしているメールの着うたの音楽が流れ始めた。
「つーか、よく知ってんな!人の車の中…」
そう言いながら俺が笑うと
「だって、いつも見てるもん!!」
そう言いながら、歌の始まりと共に、俺の横で口ずさんでいた。
俺は冷夏の歌声に酔いしれながらも、
冷夏が何気に発した“いつも”という言葉になんだか顔が緩んでいた。
なんだか、いつも近くにいるような気がして……
そんなささいな言葉でも、俺は幸せを感じてた。
「ねぇ?翔クン、どこ行くの?」
歌の間奏の時に冷夏が不思議そうにキョロキョロしながら俺に問いただした。
「どこか行きたいところある?」
「ないよっ!翔クンと一緒なら♪」
そんな風に俺を見ながら微笑む冷夏の頭を撫でた。
「じゃあ、俺が決めさせて貰うよ?今日は、兄貴が家にいるから家は無理だから、2人きりになれるところな!!」
「えっ?」
俺を一瞬だけ見て、照れくさそうに眼を反らした冷夏に、
なぜだか俺までもが照れて運転に集中した。
「おい!今なに押したの?」
俺の運転している横で、冷夏は退屈なのか、それとも緊張してるのか落ち着きがなく、いたずらばかりしていた。
「曲変えたの♪冷夏の好きな曲!!」
そう言うと俺と同じにしているメールの着うたの音楽が流れ始めた。
「つーか、よく知ってんな!人の車の中…」
そう言いながら俺が笑うと
「だって、いつも見てるもん!!」
そう言いながら、歌の始まりと共に、俺の横で口ずさんでいた。
俺は冷夏の歌声に酔いしれながらも、
冷夏が何気に発した“いつも”という言葉になんだか顔が緩んでいた。
なんだか、いつも近くにいるような気がして……
そんなささいな言葉でも、俺は幸せを感じてた。
「ねぇ?翔クン、どこ行くの?」
歌の間奏の時に冷夏が不思議そうにキョロキョロしながら俺に問いただした。
「どこか行きたいところある?」
「ないよっ!翔クンと一緒なら♪」
そんな風に俺を見ながら微笑む冷夏の頭を撫でた。
「じゃあ、俺が決めさせて貰うよ?今日は、兄貴が家にいるから家は無理だから、2人きりになれるところな!!」
「えっ?」
俺を一瞬だけ見て、照れくさそうに眼を反らした冷夏に、
なぜだか俺までもが照れて運転に集中した。



