そんな冷夏をまた強く強く抱きしめた。
もう、俺の傍から消えてしまわないように……
冷夏のぬくもりがなくならないように……
「翔クン、苦しいよ……」
そう言いながらも、俺の背中に腕を回している冷夏の腕にも力が入っていた。
「俺、冷夏が来るって信じて待ってた……」
「うん」
「でも、全然来なくて……」
「うん」
「首都高走ってきた……」
「うん、冷夏も翔クンが来るって信じて店を休んで待ってたの……」
「うん」
「でも、全然来なくて……」
「うん」
「ひとり、ドライブしてた……」
俺達は顔を見合せて笑った。
離れていたのに、同じことをしいていた冷夏がまた愛おしくて……
力いっぱい抱きついてきた冷夏の頭を撫でた……。
「もう、翔クンのいなくなることなんて考えられない……」
そう言う冷夏はやっぱり、震えていて……
俺も込み上げてくる気持ちがあった。
もう、俺の傍から消えてしまわないように……
冷夏のぬくもりがなくならないように……
「翔クン、苦しいよ……」
そう言いながらも、俺の背中に腕を回している冷夏の腕にも力が入っていた。
「俺、冷夏が来るって信じて待ってた……」
「うん」
「でも、全然来なくて……」
「うん」
「首都高走ってきた……」
「うん、冷夏も翔クンが来るって信じて店を休んで待ってたの……」
「うん」
「でも、全然来なくて……」
「うん」
「ひとり、ドライブしてた……」
俺達は顔を見合せて笑った。
離れていたのに、同じことをしいていた冷夏がまた愛おしくて……
力いっぱい抱きついてきた冷夏の頭を撫でた……。
「もう、翔クンのいなくなることなんて考えられない……」
そう言う冷夏はやっぱり、震えていて……
俺も込み上げてくる気持ちがあった。



