冷夏の不安が体で伝わってくる……
少しだけ小刻みに震える
冷夏をただ力強く抱きしめ続けた。
きっと冷夏も、
いや……俺よりもずっと。
悩み苦しんでいるんだろう
「冷夏……?」
「んっ……?」
俺は優しく冷夏の頭を撫でた。
俺の心臓は狂ったように
動き初めていて、
そして本気でさらってしまいたい……
そう思うくらいに
冷夏が愛おしくて
どうしようもなかった。
そして、その間……
ダッシュボードに置いてた冷夏の携帯がしきりなしにランプが点灯してるのに不安を感じていた。
「そろそろ時間だね……」
そう言うと冷夏がそっと
俺から離れた
「時間か……」
そう言いながら携帯とタバコを手に取った冷夏を見つめていた。
「携帯光ってるぞ!」
「あ、うん……」
冷夏が携帯を開いた瞬間に俺は窓に目を移し眺めたくなんてない外を見つめた。
パタン―――
「平気なの?返さなくて」
「大丈夫だよ☆」
本当はそんな事を言いたかったんじゃない、
冷夏を好きになればなるほどに……
冷夏の全てを知ってなきゃ嫌だった……
冷夏の言葉に
俺は一生懸命笑顔を見せた。
少しだけ小刻みに震える
冷夏をただ力強く抱きしめ続けた。
きっと冷夏も、
いや……俺よりもずっと。
悩み苦しんでいるんだろう
「冷夏……?」
「んっ……?」
俺は優しく冷夏の頭を撫でた。
俺の心臓は狂ったように
動き初めていて、
そして本気でさらってしまいたい……
そう思うくらいに
冷夏が愛おしくて
どうしようもなかった。
そして、その間……
ダッシュボードに置いてた冷夏の携帯がしきりなしにランプが点灯してるのに不安を感じていた。
「そろそろ時間だね……」
そう言うと冷夏がそっと
俺から離れた
「時間か……」
そう言いながら携帯とタバコを手に取った冷夏を見つめていた。
「携帯光ってるぞ!」
「あ、うん……」
冷夏が携帯を開いた瞬間に俺は窓に目を移し眺めたくなんてない外を見つめた。
パタン―――
「平気なの?返さなくて」
「大丈夫だよ☆」
本当はそんな事を言いたかったんじゃない、
冷夏を好きになればなるほどに……
冷夏の全てを知ってなきゃ嫌だった……
冷夏の言葉に
俺は一生懸命笑顔を見せた。



