《逢いたいな……》


《冷夏もだよ》



贅沢ーーーー



だんだん贅沢になって、


もっと、もっと冷夏を求めたくなる。



寂しい時は傍にいて欲しくて。


逢いたい時に逢えて……



辛い時はあの笑顔で隣で笑っていて欲しくて……。



冷夏のことをどんどん好きになる度に、



冷夏から離れたくなくて。





でも……



全て、叶わぬ願いーーー



俺はやっぱり、長い夢を見てるのであろうか……。




またいつも通りに俺達は
必死にメールで繋がり、



そしていつも通りに
明るくなるのを2人で迎えてた。



明るくなった瞬間に急激に寂しさが襲う。



これから寝る少しの間だけ


さよならだから……。



一生懸命、冷夏から
“そろそろ寝ようか…”



その言葉が入ってくるのを恐れながら沢山の話題を
ふっていた。