《ありがとう……。翔ｸﾝと出会えて本当に良かった》
そんな冷夏からの受信したﾒｰﾙを見て
俺は冷夏が離れて行くような気がして、
慌てて返信をした。
《このままじゃ、俺……
納得いかないから、会って話そうよ》
違う……
納得いかないからじゃない
俺はただ、冷夏が俺から離れて行く事に脅えていた。
素直になれなかっただけで
旦那の存在を聞いた時も、
冷夏が隠していた事が
許せなかった訳じゃなく。
本当は……
冷夏が俺から離れて行く事だけに脅えていた。
俺の冷夏に対する思いを
俺はちゃんと、
自分で気付いていた。
《うん、分かったよ。
明日店行く前に少しなら》
《そうだよね、そんなもんしか時間取れないよね》
そう打ちながらも、
俺は胸を撫で下ろしていた
《ごめんね……》
「……ごめんな」
冷夏のﾒｰﾙを見ながら、
俺もそう呟いていた。
素直になれたら……
「俺の傍から消えないで」
そう簡単に言えたなら。
たとえ、
これが苦しむ恋愛でも
辛い恋愛でも
俺は冷夏の傍にいたいと
心から思った。
そんな冷夏からの受信したﾒｰﾙを見て
俺は冷夏が離れて行くような気がして、
慌てて返信をした。
《このままじゃ、俺……
納得いかないから、会って話そうよ》
違う……
納得いかないからじゃない
俺はただ、冷夏が俺から離れて行く事に脅えていた。
素直になれなかっただけで
旦那の存在を聞いた時も、
冷夏が隠していた事が
許せなかった訳じゃなく。
本当は……
冷夏が俺から離れて行く事だけに脅えていた。
俺の冷夏に対する思いを
俺はちゃんと、
自分で気付いていた。
《うん、分かったよ。
明日店行く前に少しなら》
《そうだよね、そんなもんしか時間取れないよね》
そう打ちながらも、
俺は胸を撫で下ろしていた
《ごめんね……》
「……ごめんな」
冷夏のﾒｰﾙを見ながら、
俺もそう呟いていた。
素直になれたら……
「俺の傍から消えないで」
そう簡単に言えたなら。
たとえ、
これが苦しむ恋愛でも
辛い恋愛でも
俺は冷夏の傍にいたいと
心から思った。
