受験に合格し、念願だった花見坂高校に通うことになった。


あの人はきっと私のことなんか覚えてない…

覚えていたら運命だ…

今から花見坂高校の入学式…

花見坂高校は、人数がとても多いため、三年生の代表、二年生の代表、あと、入学生が入学式に参加する。

「新入生代表、華原蘭」
「はい!」

あの、華原蘭って子堂々としてるな~
私じゃなくて良かった…

入学式が終わり、クラスのホームルームが始まった。