「我らの光源は月にありけり。竹姫の伝説ここにあり。」

手に三日月の形をした金色の石をもってあすかは唱えた。

とたん、石が強い光を放ってあすかを包み込んだ。あすかが目を開いた時は、地上の世界に立っていた。