「あたしがかき氷好きって知ってたの?」 「まあね」 萌菜にでも聞いたのかな? てかお金!お金払ったほうがいいよね...? 「橘くん、これ何円だった?」 「払わなくてもいいよ。安かったし♪」 「でも...」 「俺が好きで買ってきただけだから。亜梨朱ちゃんはおとなしく受け取ってよ」 「わかった...」 やっぱ優しいなぁ...橘くん。