しょせん私は男子に嫌われてます!


「入学式まじだるかったわー、そうおもわねぇ?」


そういってきたのわ陸(りく)
俺の小学校うからの親友


「ああ」


まさか入学式が1時間も続くとは思っていなかった


「あ、なぁ龍聖さ、莉穂ってこしってる?」
「莉穂?誰だそれ」
「ちょー可愛いんだってよ!!!」
「へぇ」
「あ、あのこ!!!」


陸が指差した先に居た子は…
保健室であったあいつだった


「あいつしってる」
「え!?なんで!?」
「保健室であった」
「は!?いみわかんねぇよ!」
「意味わかんなくていし」


そんなこと話してるとあいつが来て…


「えっと、さっきはどうも。これ、ありがとうございました」


顔赤くね?
可愛いな…
って、さっきから可愛いなしかいってねぇじゃねーか!!
変態か!?
違う違う!!!


「あの、熊上君…?」
「熊上って、なんで俺のみよじしってんの?」
「え、えっと、、友達からきいて…」


へぇ、きいたんだ。


「それで、これ…」


戸惑いながら校章をさしだしてきた


「あ、ああ」


これ、俺のじゃねぇんだけどな


「えっと、おんなじクラスなんでよろしくお願いしますそれじゃ」
「おい、まて。」
「へ?」


きずいたら手首をつかんでた


「お前の名前は?」
「え…」
「お前が俺の名前しってんのにお前は教えてくんねぇの?」
「あ、そ、そうですよね!!」


あわてながらもう一回こっちを向いて言った