「あーだりぃ」
今日は入学式。
朝から登校するとキャーキャーうるせぇやつらがいるから保健室に来た
「ねるか」
先生もいなかったしカーテン閉めて寝ることにした
このまま入学式やすもっかなー
そんなことを思ってたとき
ーガラガラー
ドアが開く音がした
ばれたか…?
カーテンをすこしあける
「先生!!!校章貸してください…?」
そいつとめがあった
可愛い…。
ぱっちりとした目に走ってきたのか
くしゃっとした髪
ぷるっとした唇
今まであったことがない子だった。
「だれ」
おもわずそっけない返事をしてしまった
「イケメンさん…」
「はぁ?」
俺の事、だよな?
いきなりいうなよ…
あ、そういえばこいつ校章とかいってなかったか?
俺は校章をもって手を差し出した
「おい」
「いや、えっと、、、」
「ん」
そいつは口をポカーンとあけていた
「なに、いらないの?」
「い、いります!!!いります!!!」
かわいい
「っふ、なんだその驚きかた」笑
「校章の仮、今度返してもらうからな」
それだけ言って俺は保健室をでた
誰だろう?でも可愛かった

