それでもやっぱり
見とれちゃうくらい好き
もう諦めるんだ。
「莉穂!!!おはよー!」
うっわー
朝からそのテンションって…
いったいどこから出てくるのよ!
「愛浬…おは「莉穂おおおお!!!」
え、なに、私まだ愛浬(あいり)に
朝の挨拶してたんだけど…
「どうしたのさ、朝から…」
「莉穂!!!きいてよ!!!」
「いや、聞いてますから」
話始めたのは
親友の麻菜(まな)
なんでも朝から話があるとか…
「あのね!!!」
「ん?」
「愛浬が彼氏作ったの!!!」
へぇ、愛浬が彼氏作ったのかぁ…
ん?え、え!?
「ちょ、どういう事とよ!!!愛浬、説明しなさい!!!」
ビックリしすぎて大声出ちゃったよ?
愛浬はもう一人の親友で
バスケが上手。
愛浬の彼氏と言えば、今までは
バスケ絡み。
「男子バスケ部に入部した圭だよ」
おいおい、また…
「バスケ部だからってわけじゃないの!!!」
「え?」
これは嬉しいこと…?
「圭わね…告白してくれて、私もす、、す」
「好きだったんだって!!!」
麻菜が言うの!?それ
麻菜が言っちゃっていいの!?
「と、とりあえず、おめでとう…!!!」

