総長からの「愛してる」




俺に対しても、物怖じしない態度。



堂々としている、その態度でさえ俺は惹かれる。




「お前のことは大方調べさせてもらった。もちろん、内容は俺と旭しか知らねぇ。」



俺のその言葉に、美愛はあまり動揺していないようだ。




「どうせ、つまらないことしか出なかったんでしょ?」



美愛は薄く笑う。




その瞳は、やっぱり悲しみを映している。




「一般的なことは調べた。
もちろん、個人情報とかは調べてはねぇよ。
ただ、名前とお前の身売りについて、調べただけだ。」




住所とか、過去とか……



そう言ったものは、無理矢理調べても距離を置かれるだけだ。




直接本人から聞くまで知るつもりはねぇ。




「そう。」