來叶のお父さんの話を聞く限り、結局一瞬の幸福だったみたいだけど。
「あの人と、一緒にしないでください。
この上ない屈辱です。
それに、それ以上に來叶への私の思いを否定しないでください……!!」
怖いと思いつつも、最低限の私の心だけは守りたい。
お金目当てなんかじゃない。
「來叶の家がお金持ちであること、私が知ったのは來叶と付き合い始めた後です。」
その当時驚いて、同時に私みたいな女が横に並ぶのすら許されないと思って。
來叶の家を出て行こうとした。
それを止めてくれたのは、來叶と來叶の家族。
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