「あれから、まだ1年くらいだというのに君は薄情だね。 それに、また金持ちの御曹司か。 偶然だとは思えないね。」 その言葉は、私の心を深くえぐる。 つまり、金目当てに恋人になったと言われているんだ。 そんなわけ、ないのに。 わかっている。 息子が死ぬきっかけを作ってしまった私を、恨んでいること。 でも、來叶も廉也も心から思っていることだけは否定されたくない。 「私は…っ「君の言い訳は聞きたくない。所詮、君は母親と同じ血を引いている。」 一気に襲う感情は、驚愕と悲しみ。