「良いお嬢さんだね。
廉也君とは長い付き合いになることを願っているよ。」
宮島さんの美愛を認めた言葉に、俺が嬉しくなった。
会釈をし、再び他の付き合いのある方たちの元へ向かう。
美愛は心配をしていたが、美しく可憐、そして怖じ気なく堂々とする姿に、周りの男の目が集まる。
そんな視線に嫉妬を覚え、美愛の腰を引きつける。
「廉也……?」
「美愛が他の男に見られるのがムカつく。」
俺の囁いた言葉に美愛はクスクスと笑って俺を見上げる。
「私の頭は廉也のせいで、いっぱいいっぱいだからね。
廉也を守るので精一杯。」
得意げにいたずらっ子の笑顔を見せる。

