ーーーーー
ーーーーーーーーー
「お久しぶりです、宮島さん。」
「十六夜の家の廉也君じゃないか!
半年ぶりになるね。」
顔見知りの代表取締役と挨拶を交わせば、宮島さんも美愛へと視線が動いた。
「いやぁ、綺麗な女性じゃないか。
君の彼女かい?」
「はい。社交の場にはまだ不慣れですが。」
俺が美愛に目線で合図すれば、綺麗な微笑みを浮かべながら前に出る。
「初めまして。
雨宮美愛と言います。よろしくお願い申し上げます。」
さっきまでの緊張が嘘のように、自然な美しい挨拶。
その物腰に、宮島さんも驚いた様子が見える。

