「これ……?」 ついでに横にある、鞄の中にあったペットボトルの水も渡す。 「…………。」 黙って見守れば、水で薬を一気に飲んだ。 表情も顔色も変わってないけど、代わりに私を引き寄せて膝の上に頭を乗せてきた。 えーと……膝枕……? 「廉也、大丈夫?」 「………強がれる余裕はねぇ。」 その姿が少しだけ可愛く見えて、思わず髪の毛を撫でてしまう。 それを文句も言わずに、ただ私の方に顔を向けた。 「言わなきゃならねぇことがある。」 「ん?」 優しく問えば、躊躇いと苦しさを見せつつ口を開いた。