「ご試着なさいますか?」
「お願いします。」
そう言われて着替えるけど……さっきのドレスとは一味違ってセクシーな感じというよりもロマンチックな感じ。
これはこれで、見せるのが恥ずかしい。
「美愛。」
外から呼ばれ、顔だけ出すと、廉也が優しく見つめてくる。
「……着れたか?」
「う……ん。」
その言葉に、そっとカーテンを引く。
「………思った以上に綺麗だな。」
「お客様の美しさがよく出ています。」
廉也と店員さんの言葉に、お世辞が入ってるとはいえ照れてしまう。
「じゃあ、このままきて行きます。
ついでに、靴もお願いします。」
「かしこまりました。」

