総長からの「愛してる」




「今日、未來と会ったら、ちゃんと実感できて、驚きとか出てくると思ったんだけどな……」



「驚いて無かったの?」




正しく言えば、驚いてない、っていうのは少し違う。




美愛と今日の放課後は教室を出るところから一緒だった。



当然、美愛と一緒に未來の迎えも行った。




「初めて会ったとき、もちろん驚いたけどそれ以上に、美愛への……そして未來への愛おしさが勝った。」



本当のところ、驚きよりも嬉しさとかが勝って驚く暇がなかった。




「だから、廉也は驚いた様子がなかったんだね。」



美愛が微笑みながら、優しく喋る。